アニメーターやアニメ監督になりたいのであれば、アニメの専門学校に進学しましょう。
このページでは専門学校の同期生との関係/そこから得られることを中心に書いています。
●エンタメ界では横のつながりが大切
エンタメ系の専門学校の同期生とのつながりは、卒業して働き始めてからも自分にとってとても有益だといえます。
たとえばアニメを完成させるのであっても様々な役割と作業がなければ進みません。
根本からいえば原作漫画が必要になりますし、それ以外に少なくともアニメーター/アニメ監督/声優をこなせる人たちがいなければなりません。
そして、いま挙げた4種類の仕事はいずれもエンタメ系の専門学校が輩出している職業です。
つまり、在学中から他の学科の生徒とつながりを作っておけば、将来的にアニメ制作の現場で必要不可欠な同僚として仕事をすることができるわけです。
実際に社会に出てから横のつながりを作っていくことは大変です。
社会に出てから横のつながりを作ってしまうと、関係性が仕事上のものになってしまうわけですが、エンタメ系の専門学校ならば同期生として彼らと向き合うことが可能なのです。
もっといえばアニメ監督志望者を中心として、在学中に将来やりたいことを決めてそれを実現させることも可能な環境があるわけです。
そういった非常に貴重なつながりを同期としても同僚としても、アニメの専門学校に進学すれば制作技術とともに養うことが可能です。
●他学科の同期生との競い合い
アニメーションの制作をした時は学内で声優のオーディションを行います。
声優学科に進学したならば数多くのオーディションを受けることになりますが、学内オーディションでは他学科の生徒が審査員を務めることがあります。
アニメ学科に進学すれば自分たちが作ったアニメーションに声を入れるわけですが、適切な「タレント」を学内から選んでやってもらいます。
アニメーターになるのであればまずはアニメを描けなければなりませんが、キャリアを積んでいくとオーディションに立ち会うことが増えていきます。
アニメ学科ではそうした状況を先取りしてカリキュラムにオーディションを取り組んであります。
受ける側も審査する側も簡単な役割ではありませんが、学内での成功と失敗の積み重ねがプロのアニメーターと声優を育てていきます。
同期生とは親しくしつつも緊張感もある特別な関係を築けるでしょう。
そういった専門学校での仲間と実際の仕事場で再開できれば理想的だといえます。
そうなるためにはまずアニメの専門学校を調べて体験入学をすることから始めましょう。